東日本鉄道フリーパス旅行記 '22(2日目)
(2022年3月19日~2022年3月22日)



2022年3月20日(日)
 
7時起床。普通に早起きできている自分が恥ずかしい。東京のベッドタウンってさ、通勤時間もあって1日の始動が早いわけ。地方都市に来て自分の始動時間の早さに少々恥ずかしさを覚えます。乗る電車は10時ですけど。

おっと定点観測。地震の影響で盛岡から新青森間を行ったり来たりしている東北新幹線です。
 

宿泊したJR東日本ホテルメッツ八戸さんは全プラン朝食付きなのかな。旅先での朝ごはんはコンビニ派の我が家も今回は朝食バイキングです。

地方ホテルのバイキングのメリットは自分から積極的に食べようとはしない名物料理が食えること。
  

今回はせんべい汁がそれに該当しますな。せんべい汁を食べたという経験値が増えました。ありがとうございました。


今回の旅程は、青春18きっぷ利用者の感覚で言えば1日目がハード、2~4日目はそこそことなっております。

そして本日は八戸駅から青い森鉄道線で青森駅に抜けて、リゾートしらかみで秋田に向かう行程です。
 

10時9分、八戸駅から青い森鉄道に乗って、青森駅に向かう。

少し前に再放送された「鉄道ひとり旅」がここ青い森鉄道だったことが不思議と笑える。あの鉄道好き芸人ダーリンハニー吉川はなかなか興味深い。番組中結構な頻度で食事シーンをぶっ込んでくる。しかし小食。撮り鉄でないにしても写真下手。

三沢駅を通過。鉄道ひとり旅で紹介されたとうてつ駅そば(三沢駅食堂)は半年前にリニューアルオープンしているらしい。開閉中の扉越しに匂いだけは追い求めたぞ。
 

 

昨日、岩手から青森に掛けて大雪に見舞われたらしい。観光客的にはナイスです。青い空と白い雪は非常に相性がいいと思います。


11時42分青森駅着です。

ここでのんびりと青森駅新駅舎を愛でたいところだけどダッシュです。おさないダッシュです。1年半前にたびたびお世話になった食事処おさないさんが実は行列ができる店だったらしいのだ。
 

 

空席ふたつ。無事着席です。注文は焼魚定食とフライ定食です。

焼き魚はサバ、脂がしっかりのってジューシーなんだよ。フライは冬限定のタラのフライ。サクサクふわふわ。クセが無く淡泊な味なのに実に旨い。さすが旬です。

おさないさんは控え目に言って普通のお店です。もっといい魚を提供するお店なんて数多あるはず。しかし我が家は食事処おさないさんが好きだ。安すぎて、申し訳なさからもう一品頼んでしまう術中に嵌ってしまう。今回も焼魚定食の上に別注のホタテひも刺身です。それでも安いな。
 




 

13時51分、青森駅。今回の旅行の目的のひとつでもあった五能線の旅リゾートしらかみ、

しゅっぱーつ、しんこー!
 

リゾートしらかみのチケットの入手方法はいろいろな方が紹介しているのでいいでしょう。ただ言いたい。自分で座席まで指定できる予約方法は1ヵ月前からで、その1週間前から予約できる事前予約システムは座席までは指定できない。座席にこだわらない旅行ならいい。今回は海沿いが人気必至の路線なので、えきねっとで予約したらJRの都合で山側の座席にされるのかと疑っておりました。えきねっとでも海側でした。猜疑心を海に流してしまいたい。
 
 
リゾートしらかみは進む。奥羽本線、五能線を経て、いろいろな景色を楽しませてくれる。落ち着けるし、車窓にかぶりつけること間違いなし。福島県沖を震源とする地震の影響か4号車は青森駅では乗客4人、弘前駅で3人増え、計7人で静かな時間が過ぎていく。

とは言っても、この日の1号車は大当たりだったのかもしれない。先頭車の4号車は鉄分が弾けちゃった元気なマニア数名、カウンター(売店)併設の3号車は酔客が集い、ボックス席の2号車は何ヵ所かで酒盛りが始まり声量は3割増しだった。展望室も先頭車両の4号車が人気で、1号車はひっそりしていました。最高。
 

 

リゾートしらかみ4号は千畳敷駅で15分ほど停車する。千畳敷が期待するほど風光明媚かというと個人的見解にお任せであーる。ただ途中で車外に出て海風を吸うことはいいリフレッシュにはなる。

この日の日没予想時間は17時半頃。リゾートしらかみ4号が千畳敷に停車する時間に夕日を期待すると12月の初め頃を狙わないといけないのかな。今回撮った残念サンセット写真は五能線 十二湖と岩館の間でした。ぼちぼちです。
 

19時1分、無事リゾートしらかみ4号は秋田駅に到着する。ここから羽越本線に乗ってお隣りの羽後牛島駅へ。

ここ羽後牛島駅と言えば、秋田チャンポンの有名店チャイナタウンの最寄駅ではないか。傘を差しても受け止められないみぞれのサイド攻撃にひるまずチャイナタウンまで歩きましたよ。


注文はド直球にみそチャンポンです。
 

配膳後、その見事な表面張力に側面美を楽しむ。食べたい気持ちを弄ぶように麺とスープは熱々で灼熱の戦いを繰り広げる。罰ゲームレベルだな。麺は好きなタイプだ。味噌ラーメン仕様の太麺だな。スープは魚介の出汁がしっかり溶け込んでいる。豚肉や野菜も多く具だくさんでお値段以上です。

ウマい、ウマいと食い進め、はたと気づく。少々物足りん。たぶんコクだな。優しい味というかぼんやり感じてしまう。もっとエッジが効いてくれれば好みなんだけど。まあ人気店なんで、ワタクシの味の感受性が疑わしいかぎりなんですけど。



チャイナタウンからの帰り道、少し晴れやかな気持ちでした。秋田チャンポンにドハマりしたらと懸念していた。鉄道旅にチャイナタウンを組み込むのは難儀なのだ。

初日とは雲泥の差のナイスな一日でした。青い森鉄道、おさない、リゾートしらかみ、チャイナタウンと、これ充実度100%だろ。
 



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