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台湾ニズム旅行記(1日目)
(2015年5月2日~2015年5月5日)
 





 
 
今回もLCC利用でお安く台湾に行ってしまうのだ。気がつけば5度目の台湾だった。もう台湾好きと豪語していいんじゃね?と思ったら、台北以外行ったことがなかった。そうだ今回も台北旅行だった。

成田空港にLCC専用の第3ターミナルができて一ヶ月弱。成田空港第2ターミナル駅で降りると、第3ターミナルへ歩く人たちを横目に第2ターミナルに向かうブルジョワなふたり。たまたまSCOOTが第2ターミナルから第3に移動しなかっただけなのに、同じLCC仲間同士なのに、すばらしい優越感にココロを震わせました。ありがとうございました。

そんな第2ターミナルですが、GWなのに空いていて調子狂うぞ。羽田の国際線運用拡大と第3ターミナルのおかげなんだな。昼食は空腹状態での台北着を目論んでマクドナルドの株主優待券利用でひとつのハンバーガーをシェアするふたり。どこ行ったんだブルジョワ感?
 
 
しかし相変わらず一番遠い搭乗ゲートで痩せそうです。

そんな機内に入って動揺した。青い(一番安い)席を予約していたのに、CAさんに案内された席は黄色い席を通り越し黒い席(スクートビズ)だなんて。アップグレードだったらチェックインのときに教えてくれればいいのにと思いつつ、GWにそんなことはない?これは何かの間違いだ?ダブルブッキング?降ろされるんじゃね?とマイナス志向全開のふたり。扉が閉まるまで、シートに背中を付けずにすぐに腰を浮かす準備をしていたのは恥ずかしながら本当の話なのであーる。

便名TZ201 成田 11:55 ⇒ 台北桃園空港 14:20(+1h)
 
 
スクート様のアップグレードのおかげで降機は一番。なんなく入国審査、両替、旅遊服務中心でiTaiwanの手続きを済ませ、そう言えばiTaiwanはセブンイレブンでもwifiがつながってすげえ便利で、落ち着くまもなくバスに乗り、今回お世話になる新任商務旅店(シンシンホテル)に着いたのは16時前。

観光じゃなくてこれは通勤並みのスピード感です。。。
 
 
で、早速ホテルからタクシーで向かった第1台湾メシは松山機場近くの小上海さん。開店時間ジャストです。注文したのは小籠湯包と酸辣湯と小菜(ナス)。ハシゴするんで少し抑え目。エライ、成長した。

ここの小龍包は皮が厚めで少し小ぶりなのが特徴。干し貝柱を煮込んだスープが入っているらしくて、そのぶんの皮の工夫なのかな?確かに食べているとぷわ~っとコクのあるやつが広がるんですよね。
 
 
次に(たまたま感を出して)通り掛った微熱山丘。

勧められるがままに鳳梨酥(パイナップルケーキ)を試食して思いました。前回は酸味が強すぎて薬っぽく感じたのに、今回はそんなイメージ払拭して超ウマいっす。結構評価の高い店なので前回がハズレだったのかな。
 
 
お腹を空かすための散歩は続く。辿り着いた先には行列が。はいそうです佳徳糕餅さんです。

鳳梨酥以外もおいしいらしいので、今回はクランベリー、クルミ、メロン、普通のパイナップルケーキと牛奶酥餅(ミルクケーキ)を。

ミルクケーキはもうサックサクでバターがたっぷりなやつです。パイナップルケーキは種類の多いので、いろんなウマさに出会えて楽しいですね。
 
  

  
ここで口直しに杏仁のお店の前まで行って、店頭でウロウロするだけして小腹を空かして冠京華さんにいくーーー!

注文は小籠湯包、包蝦仁蛋炒飯(海老たまごチャーハン)、炒青菜です。

ここの小籠包は大きくてたっぷたぷで存在感がハンパないですね。薄皮で、それを破ればコクのある餡がたっぷたぷのスープに流されるようにワタクシを幸せへといざなってくれます。そして包蝦仁蛋炒飯。海老ぷりぷり、米ぱらぱらでシンプルで薄味なのにしっかりおいしいのはなぜでしょうか?薄味なのにしっかりって、しっかりしろ自分!!!

ところで1時間半後にハシゴして食べておいしいと感じる小籠包はどんな小籠包なんでしょうか?
 
 
一日でこの充足感はなんなんだろうか?おいしいものをハシゴして興奮したのでクールダウン目的でMRT行天宮駅近くの黒岩古早味黒砂糖剉冰に立ち寄りました。あくまでも興奮を収めるための我が家に伝わる民間治療でございます。注文は芒果牛奶冰。

ってかただのデザートじゃね?いいえ民間治療だった・・・はずです。
 
 
はい、ドーン。パッと見でマンゴーが少ないような気がしますが、中はマンゴーゴロゴロです。マンゴーに黒糖シロップと練乳って笑うしかない。黒糖がマンゴーの甘みを消しちゃうような危惧もありますが、そう思うんだったら別々に食べればいいだけの話。いやいやいやマンゴーの濃厚さを黒糖が際立てちゃってるんじゃないでしょうか。

満足です。100点満点です。何が?ってワタクシの計画性です。訪台して6時間とは思えない濃密さです。ホテルまでの道すがら錦州街の頂好Wellcome(欣欣百貨の地下は閉店)に寄って、食後の運動がてら寧夏路夜市まで歩いたとさ。おしまない、おしまない。
 
 
 
そう、ワタクシは惜しまないように夜市や牡蠣オムレツ、冰讚を下見して、

「今日できることは今日やれ」

という我が家にはありえない格言を急遽採用し、雙連駅横の双連文記花枝羹さんの空席に吸い込まれていったのです。
 
 
注文は炒米粉(ビーフン炒め)と花枝羹(イカのとろみスープ)。

花枝羹ってなんてやさしい味なんでしょうか。食べすぎのワタクシの胃を思ってくれているのでしょうか。

花枝羹はやさしさでできているんでしょうか?

ぶつ切りのイカとすり身団子の食感もふわとろんちょ。炒米粉もおいしかったな。ビーフン自体がウマいのか、特性のタレの偉業なのか、少々薄味だったので醤油的なものを入れましたが、ビーフンの旨さ急上昇です。

そんなわけで夜は更けていく。


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