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ペナン島の旅行記Ⅱ(2日目前半)
(2017年4月21日~2017年4月25日)




 

2017年4月23日(土)

クアラルンプールからのペナン便、前回は遅延怖さに3時間後のフライトにしたけど、今回は調子に乗って2時間後のフライトにしてみた。

しかもKLIA2での小休止安牌スポットOLD TOWN WHITE COFFEEを捨て、もっとメニューの多いUncle Kなる店に陣取ろう。そしておのおのトイレに駆け込み、個室から怪しまれそうな息遣いをはは~ん、はは~ん、と漏らし必死にヒートテックを脱ごう、そう思っていた・・・。




羽田発の機内にクアラルンプールへのランディング放送が流れる。
到着予定時刻は6時40分・・・パイロットの早口の英語が耳に引っかかる。本来の到着予定時刻は5時50分だから50分の遅延なのか?しかし定刻前に出発したし、遅延の案内も謝罪もない。

あっそうかパイロットのアナウンスした6時40分ってのは出発地(時差 1時間)の日本時間を言っちゃったんだな。無理やり納得。
 
 
そしてクアラルンプールに到着したのは6時53分!!!だった。

HND 23:45 ⇒ KUL 5:50
HND 23:43 ⇒ KUL 6:53


あれ?あれれれれ?さらっと1時間遅延しやがったぞ。最後までそんなアナウンスもねえし。そんな文句もあるけど、乗り継ぎ便が待っている。さあ大運動会の花火が打ち上がったのです。


♪一生懸命に走っております。運動不足でたるんだ体が躍動しています。ガンバレふたりとも
♪KLIA2の渡り廊下を一生懸命走っております!時刻は7時を廻っています。入国審査場を通過しました。税関も通過!ふたりとも年甲斐がありません
♪長いエスカレーターを利用し出発ロビーへ向かうようです!ここからは人間障害物競走!巧みにすり抜ける!見事なステップだ!さあもうすぐです、もうすぐです、

ゴォォォォーーーール!!!

時刻は7時10分。自動チェックイン機を起動して予約番号を打ち込んでいく。息を荒げ、汗だらで、顔面蒼白なふたりが見つめるモニターには悲しいメッセージが表示される。




チェックインは1時間前までです・・・(笑)


顔面蒼白⇒顔面漂泊。
時刻は7時10分。もともと予約したときのペナン便は8時15分発だったじゃないか!それなのにいつしか8時発に出発時間が変更になりやがって!その挙句遅延したくせにチェックインできませんって搭乗拒否か!!!そんな文句もあるけど、

さあ大運動会の花火が再び打ち上がったのです!!!

♪いそいで空いているカウンターを探しています。あそこだ、あそこだ、いっせいに地上スタッフに向かって走り出したぞ!漂泊顔で機械でチェックインできなかったと訴える。

さらっと22RMを払えば手続きしてくれると言われ戸惑う二人。遅延した責任はないのか!と無料で手続きしろと必死に訴える。しかし結局、チケットを取り直すか?と諭され、ありがとうの言葉を添えて22RM支払ったワタクシたちを誰が責められるのでしょうか?

KUL 8:15 ⇒ PEN 9:10
KUL 8:00 ⇒ PEN 9:00

急いで国内線の搭乗ゲートへ向かう。何が起こるかわからない、
もう油断大敵エアアジアであーる。
 
 
7時40分、搭乗口までたどり着いてやっと安堵。汗で濡れまくったヒートテックを脱いで、顔を洗い、搭乗したのです。22RM(約550円)くらいで必死になるなんて大人気ないぞ、このときはそう笑えるようになっていたのです。

しかし定刻を過ぎても出発しないエアアジア機。どうも荷物に問題があるらしく、やっとドアが閉まったのは定刻よりも45分遅れ。

ってことは、結果論だけどワタクシたちがチェックインしたのは出発の1時間半以上前ってことになるじゃねえか!!!

KUL 8:15 ⇒ PEN 9:10
KUL 8:00 ⇒ PEN 9:00

KUL 8:45 ⇒ PEN 9:45

大人気なくてもいい、22RM(約550円)への執着再燃!!!
 
 
とか言いつつ、無事ペナンに辿り着けることにホッとしておりますのよ。

しかし航空会社としてはフライトの遅延が取り戻せるとは考えにくく、遅延は遅延を呼び、エアアジアには急ぐ乗客向けの戦略的遅延なるものもあったりするかも(笑)
 

 
空港からはバスじゃなくUberを依頼。

Uberが空港のあたりで客待ちして待機してるのは確認済み。メイン出口あたりだと行き違う心配もあるから少し離れた場所でと思ったけど、悲しいかな無料WIFI利用者は混雑の中手配を余儀なくされる。結果ドライバーと出会えず、キャンセル料(5RM)を支払うことになる。それでもUBERでジョージタウンへ向かう。

ペナンではやっぱりUberが重宝しますよ。
 
 
そして今回もお世話になるCITITEL Express Penangに無事到着です。
まだ11時前だから荷物だけでもと思ってやってまいりました。



そして歩いて数分、立ち止まる。
栄えあるペナン第1食目はどうしよう?ワタクシはずーっと考えた。今回ご用意した新旧織り交ぜた選択肢の中で、まずバランスが大事だとワタクシは考えた。そりゃそうだ、朝昼晩、麵々々と続いたら北海道で嫁に怒られたことが走馬灯状態だ。やっぱ掴みが大事だろとクセの強いペナンラクサが一歩リードする。

しかし答えはこれでした、ホッケンミーです。
 
 
やっぱ名刺代わりにペナンらしいもん食っちゃうでしょ。

しかも注文は普通のホッケンミーとクレイポット(土鍋)ホッケンミーたまご付きと器が違うだけ?でどんだけ味が違うのかペナン到着早々から超難問に挑むんです。
おおウマし。エビの旨みがギュッとするぞ、ギュッと。そうそのエビ出汁濃厚パンチをいただき、器から顔を上げれば両者無意識にもピリ辛さに汗ばんでおりました。
 
 
そして無我夢中で食いむさぼったあと、超難問に挑んでいたことを思い出した。

うーん難しい。普通のホッケンミーはエビの出汁がストレートに出てさっぱりしてる感じかな。一方のクレイポットはスープが円やかになってエビ感がこってりした感じになってクセになりそうでした。でもでもでもそんな些細な味の違いをウマさが凌駕しちゃったんだからしょーがないじゃないか。

ちなみにドリンクはホワイトコーヒーと金柑ジュース(金桔酸梅)を頼んでみた。金柑ジュースはオススメです。
 
 
ペナン食べ歩きの旅、無難にスタートが切れたところで、次に向かいますよ。迷いなくコムターまで闊歩して無料バスに乗る。

ペナンで求めているのは日常(食)じゃない、非日常(食)なのです。だから普段は食卓に上がらない海老とかマンゴーを食いむさぼり、4週に一度やってくるカレーWEEKに抗うようにインド料理に食指は動かんかったのです。

しかしとうとうインド料理を手にする時がやって来ました。ナシレマの有名店SRI WELD Food Courtさんです。ハイ、帰りの日のお弁当にならないか検証目当てです。ナシレッマ♪

注文はもちろんナシレマ、ですがナシレマだけじゃむせちゃいそうだから影の目的であるBeef Soup Koay Teow(牛肉粿條)を求めて檳城租傳牛肉粿條さんのストールの前まで来て嗚呼無念、休業なり。
しょーがない、気を取り直してナシレマを買おうと思ったら、大好きなイカのナシレマは売り切れらしく、エビのナシレマを食べてみたぞ。
 
 
ウマし。辛し。水分欲し。めちゃ辛いのに甘みも旨みもあって、でもやっぱ辛くて、でもクセになるウマさなのだ。

時刻は12時半過ぎ、もっと早く来るべきでした。


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