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ホーチミン・ムイネーの再々旅行記(2日目)
(2017年12月29日~2018年1月4日)







 

2017年12月30日(土)

シンチャオの2日目。

まず今回のホーチミンのホテルの話。前々回はザビエルホテル一筋、前回はティエンハイホテル(Thien Hai Hotel)とザビエルの2股。そんで今回は年々上がる物価(ホテル代)に割高感を覚えながら、それでもお安かったティエンハイホテルさんに再度お世話になることにした。
 

そんなティエンハイホテルの気に入ってるところは朝ゴハンのフォー。
スープの鍋には鶏が恥ずかしい姿でグツグツと出汁をみなぎらせていて旨みたっぷり。スッキリしながらもコクがあって美味。ビュッフェなんでスープだけお替りしそうになる。

結果、2人で3杯食った。出来心でバインミーも食っておいた。
 
 

目覚めの一食後、例年ならUBERで口直し、いやいやいや旨さの上塗りへ向かうんだけど今回はパス。ベンタイン市場の前で両替して、近くの薬局をのぞいて、その後ホテルで早くも荷物の仕分け。

ホテルに置いていくスーツケースに日本での冬仕様の服とかをぶっこんで、見事なんちゃってバックパッカー(ムイネー仕様)に変身です。ホテルを出て、バックパック背負ってるとなんか落ち着くんだよね。背中汗だらだらですけど。
 

ムイネーに行く前にしておかないといけないのはコープマートでの価格調査。

手間を考えたらホーチミンで全部買えばいいんだけど、欲しいものがムイネーにしかなかったら困る、そういう生活臭ぷんぷんな調査ですよ。

今回、コープマートまで歩く間にワタクシは止まり木を用意しておいた。Xoi Che BUI THI XUANではないぞ。もっと手前にジュース屋さんを見つけたんです。閉店ガラガラ、11時開店だったようです。

そんでコープマートをひと回りして、デタムのバス会社で無事チェックインを済ませたら、向かうはデザートの店へ。チェーですよ。
 

デタム・ブイビエン辺りで必死にチェー屋さんを探しましたよ。歩いてではなくググッと検索ですが。地名で言うと、グエンタイホック通りとチャンフンダオ通りの交差点周辺とよくわかりませんが、歩けばわかるその近さ。「CHE MY 2」さんです。2ってことはCHE MY 1もあるのかもしれないし、ジャニヲタ風に言えば店名がキスマイみたいじゃね?な店ですね。

とりあえずこの店は最初っから2回来るって決めてました。
 

そんで注文は、Che Bo(アボカドのチェー)とChe Thap Cam Kem(ミックスチェー)。
アボカドのチェーはオススメらしいし、アボカド好きなんで注文したかった。でも注文する前に気付いてしまった。Boって「牛肉」じゃね?疑惑。なワケないけどね。

しかし、アボカドはシーズンじゃないため販売中止中。2回来るって決めてましたが、アボカドがあればの話ですよ。で、代わりにバインフランを頼んでみた。
チェーとバインフランのウマさを表現するのは難しいですが簡単に言いましょう。個人的見解ですよ。チェーナンボに行くんだったらコッチに来ます。
 
 

順不同ではございますがランチですよ。開店時間の11時半には店頭に客が溢れ、開店後も時々行列ができるようなお店になっちまいましたね。

一年ぶりです。お久しぶりです。Bun Cha 145 BUI VIENさんに入店です。
 

ブイビエンにあるブンチャー(炭火焼肉と肉団子入りのつけ麺)のお店。おしゃれなのにお値段がおやさしい。注文はそのブンチャーと最初っからお替りのブンを。

肉やらが入ったお椀に麵とちぎった野菜をぶっこんで食べますよ。
おしゃれな雰囲気同様お野菜もきれい。お肉の炭火感もタレにいいアクセントになってるし。そのタレの酸味が以前よりやや弱まったのかな。
 

で、忙しいからか、手間を考えたか、衛生面重視か、ブンが個別にラップされて提供されるようになったのはどうなんかな?ラップの中のブンがくっ付いちゃって解けない。手でむしったり、箸でほどいたりしてタレに入れて、その中でほぐして食う。人気店への道まっしぐら感ありますね。

ブンもそうだけど、タレの酸味の問題が個人的には残念だったな。でも酸味が苦手な人にはいいのかも。
 
 

食後のコーヒーは最高だ。長距離移動の前のコーヒーは最悪だ。ブイビエン通りのBREAK TIME COFFEEの前で悩んで、FIVE BOYS NUMBER ONEの店の前まで移動。

2年前に来て、嫁に「こんな場所やめなよ」と止められ、昨年も拒否られたのに、今年は嫁が先陣を切ってメニューをガン見する。ベトナムに対する気の緩みなのか、どっかのブログで食指を動かされたのか今回は常連客のような振る舞いだ。
 

注文はマンゴーシントー。フルーツをミックスするのがツウなのかもしれんが、マンゴー100%でお願いしてみた。
うまい、コレはうまい。水も練乳も使わずフルーツ100%で作っているらしい。安くて量もたっぷりで大満足。果肉もある。

まったく関係ない話だけど、一郎・一男と言ったら日本では長男ルールと考えると、この店は開店当時子供が♂5人だったんだなと勝手に思いをはせる。今はもっと増えているかの知れないな、と店主を見て我思う。

そんでムイネーまでのバスに乗る。同じバスに乗るのも3度目となるといろいろ考える。そうシンツーリストで果たして良いのか?って。ちなみにシンツーリストのバス代は往復でこんな違う。

シンツーリストのお一人様バス料金
ホーチミン ⇒ ムイネー 249,000ドン
ムイネー ⇒ ホーチミン 99,000ドン
 

そんなわけで、行きは130,000ドンのムイネーでよく見かけるフンチャンバス(FUTA BUS)にしてみた。帰りはシンツーリストだけど。

HCM 13:00 ⇒ muine 19:00

初めてのスリーピングバス、これベトナムの名物のひとつだよね。
楽って言えば楽だし、高さがないから普段とは違う窮屈感もある。でもゴロンゴロンできるのは超快適でした。

ちなみに座席は選べて、下段先頭を選んだワタクシの画角はこんな感じ。
 

ただ今回のFUTA BUSにも問題があったぞ。

ホーチミン発が1時間半遅れなり。ムイネー着も取り戻すことなく1時間半遅れ。遅れている理由は「ホリデーだから」だそうだけど、FUTA BUSは運転本数が多い半面、運行過密で遅れが遅れを生むのかもね。
 
 

降り立つ場所はホテルではなく、まさにシンツーリストのムイネーオフィス前。
いったんホテルにチェックインして、荷物を下ろして、夕食に出掛けるプランは毛頭ない。元気もない。バックパック持参で路面に並んだ魚介類を眺めていると少し緊張するぜ。
 

この店の兄さんに一度吹っかけられたこと(未遂)があって、ムイネー到着早々感を出したら再び足元を見られちまうかも。一応相場を尋ねていく。エビ、イカ、貝各種、なるほど。

しかし我が家がぼったくりに合う確率は非常に低い。まずエビは夏のタイ旅行で食べ放題に行き、食べ過ぎて、その後遺症でまだ食指が全然動かん。そんでイカ、我が家のイカ履歴書からしてイカはBBQじゃなく炒めたほうが好みだということを知っている。つまり時価料理じゃなくて定価のある料理。そんなわけで、注文はこんな感じ。
 

画像ではすでに結構食い進んでるけど、BBQはホタテと赤貝各500g。その他に空芯菜炒め、イカのフライです。もう完璧、定番すぎ、面白みのない人間性。ルーティン最高。

好きなものを食えばいいのだ。インスタ映え欲しさにワニ食うか?顔より大きいイセエビと2ショット撮るか?
しかし赤貝とホタテは地味である。一緒に頼んだチャダーの氷がこんな感じになってしまいました。これは事故です。
 
 
 
 

BOKE THOを後にして歩く。歩きながら悩む。MILANO DRAGONにするかYANA CAFÉにするか、それともバインセオを摘むか?

悩ましくてしょーがないとほくそ笑んでMILANO DRAGONの前に着いたらちょうど閉店したとこだった。時計を見た。バスの遅延のせいだ。もう22時過ぎだった。

もうこんな時間だったのでおとなしくホテルへ。ホテルに一抹の不安もあったし。ホテルへの脇道をしばらく進むと、街灯もままならない夜道に不審そうにたたずむ男ふたり。ホテルの人が待っててくれたらしい。ホテルが変更になって場所もわからなかったからの配慮に感謝いたします。
 

で、そのホテル、当初のホテルの横に建つ新築のホテルで一年前は影も形もなかったはず。

部屋を通されれば、あろうことかその部屋第一号の客だったみたい。たぶん新しいホテルの客室が完成したタイミングで、既存のホテルの改修に入った感じかな。

まあそれでも一方的にキャンセルは大問題ですが。
 


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