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ホーチミン・ムイネーの再々旅行記(1日目)
(2017年12月29日~2018年1月4日)







 

ルーティンなんてクソ喰らえ。って自分に言い聞かせながら考えて行動してる。
ルーティンは生産性も高くて心地も良いけど考える力が身に付かないから。

メキシコで活躍している本田圭祐選手のTwitterより。
 
 
 
もう「帰省」って言っていいんじゃね?

3年連続で正月に同じ場所へ向かう、これはもう「帰省」認定でしょ。しかも日程・行程ほぼルーティン。しかしワタクシは決めていた。お正月をムイネーで過ごすのも今回が最後だということを。たぶん、おそらく、ぷろばぶりーん。

海外旅行って非日常を味わう行為じゃないんですか?
3年ほぼほぼ同じ行動、それはもう日常寄りで海外旅行の醍醐味軽減でしょ?
 
 
2017年12月29日(金)

前夜の忘年会の匂いをぷんぷんさせたワタクシは成田空港までの車内の運転席にいた。助手席には本来運転すべき嫁が電話で誰かと熱くしゃべっている。そうだ出国前から非常事態だ、もうそこには非日常とか海外旅行の醍醐味的事件発生中だった。


出発前日(28日)の午前中、某ホテル予約サイトから30日から3連泊するホテルの最終案内が来る。去年もお世話になったホテルだ。これ自動的にシステム上送信されるやつ。そしてその日の夕方、また別のメールが送られてきた。

あなたが30日から予約しているホテルが改装するため泊まれなくなりました。代替ホテルを用意しました。そのホテルを利用するかキャンセルするか29日中にご連絡下さい。キャンセルしない場合はキャンセル料が発生しますのでご了承下さい。


ななななんだ?もうワケがわからなかった。まして忘年会からの泥酔状態でこんなメールを見せられたって。とりあえず代替ホテルをチェックしてみた。宿泊料、評価とも代替とは思えないほど似ても似つかないホテルじゃねえか。しかもエアコンがねえ。ベトナムでエアコン無しなんて、

これは旅行じゃない修行だろ!
こんなホテルを紹介しやがって!!!


と怒り心頭、でも自力で他のホテルを探して気が付いてしまった。
急に3連泊できるホテルなんてそうそうあるもんじゃねえ、ってかほぼ無かった。とりあえず明朝コールセンターが始まる10時に電話して懇願するしかねえ。ムイネー行きを断念しホテルの多いホーチミン滞在する選択肢もある。

酔いに任せてワタクシは眠る。興奮状態の嫁は眠れーず。
 
 
そんで29日出発の朝であーる。


10時、嫁がコールセンターに電話を入れる。そのホテルに予約を入れたのは半年以上前、それが数日前になって急に改装します、そんなことあっていいのか訴える。ダメならダメでもっと代替らしいホテルを見つけてくれと懇願する。



11時過ぎ、某ホテル予約サイトから折り返しの電話が鳴る。
まず当初予約していたホテルに連絡がつかず状況がよく掴めないこと。そして新たな代替ホテル、フィッシングビレッジ近辺のホテルが提案される。
それ無理、ゼッタイ無理ですから。ムイネー3回目ですからその辺の地理とか移動手段とかタクシー代出してくれないとゼッタイ無理ですから。しかも相変わらず評価の悪いホテル。
たぶん探しまくって、そのエリアまで行かないと3連泊できるホテルがなかったと想像はできる。でもでもでもそんな理不尽は簡単に受け止められんのじゃ。



のまま話を続けても埒が開かないので、ってか出国まで3時間切ってるし、あと1時間で成田空港だし、もうファイナルアンサーもらわんとアカンし、だから言ったった。
1時間後に出国手続きを開始します。向こう(ベトナム)では電話は通じません。1時間後に最終的な回答をください。(もう代替ホテルには期待できんかったから)ウチの希望は予約したホテルに泊まることです。(ダブルブッキングだと疑わなかったから)そのホテルに行って予約確認書を掲げてやるからホテルの人に覚悟しておけ、そう伝えといてくれ、とな。



12時、某ホテル予約サイトから再三の折り返しの電話が鳴る。
話はまとまった。現地スタッフを動員して、ホテルの人に連絡を取ったらしい。そのホテルのオーナーが所有するホテルがそのホテルの横にある。そこに部屋を用意してくれるとのこと。
ありがとう、前田さん、某ホテル予約サイトの担当者に感謝しつつも疑惑は残る。

そんな急に改装するか?ダブルブッキングだろ?ってか、そんなホテル名知らんぞ?グーグルマップで確認できねえんですけど。。。
 
 

フライトはエバー航空。今まで全日空、ベトナム航空と来て、今回一番安かったのが台北乗り継ぎのエバー航空でした。CAさんの制服が変わったから説もある。エバーのCAさんを12人ほどインスタでフォロー(平成29年12月29日現在)しているから説もある。それ有力説だろ!

ちなみにワタクシのCAインスタフォロー数第3位はエアアジアだったりする。
 

BR197 成田(NRT)14:00⇒台北(TPE)17:05


機内食はこんな感じ。可もなく不可もなく。
 

台北桃園空港でトランジットを有意義に過ごしたい、そう思うのは旅人の摂理。

同じエアラインなだけに乗り継ぎ時間は絶妙で、長すぎず短すぎず何もできずの2時間25分。免税エリアでじっとしてろ感たっぷり。それでもウマいパイナップルケーキ確保に精を出すのが食いしん坊の摂理。あのウマいヌガーは発見した。ただ確保するのは帰国便での話であーる。
 


B7 台北(TPE)19:30⇒ホーチミン(SGN)22:00

台北からホーチミン便の運行はエバー航空だけど、機材はユニーエアウェイズ。日本でもよくあるヤツだけどここらへんのカラクリは知らん。

機内食はこんな感じ。可もなく不可もなくブロイラー状態は続く。
 

そんなエバー航空を利用した結果、翌日にCAさんのインスタフォロー数が15人になっていた。

ホーチミンのタンソンニャット国際空港から街中まではどうしようかと悩む。ホーチミン3度目となると悪い経験値が邪魔をする。

①過去2度、空港からホテルまで乗るつもりもドライバーさんがホテルを知らず、右往左往して悪気はないのにメーターは上がっていく。結果、適当な場所で降りてホテルまで歩いて向かう。
②前回の空港までの帰り道、今まで安心できたマイリンタクシーなのに、そのときのドライバーに不審な行動を取られた。すぐに別のタクシーに逃げるように飛び乗ったので今ではちょっとした武勇伝。

③うーーーん。。。
あっ悪い経験値が2つしかなかった。しかし深夜に目的地にちゃんと着かないのは困る。そんなわけでUberにしようと思った。でもスーツケース2個が載るか心配だったからやっぱタクシーだな。

相変わらずネットではタクシーはチケット制でお高いと言われているけど、突き進めばそこにはメータータクシー乗り場がある。いろいろな誘いを断り、やっぱマイリンタクシーだよな。
 
当初の予定ではタクシーでBA HOANG(バーホアン)に横付けして、フーティウナムヴァンを食うつもりでした。しかし元気がない。食欲もない。コーヒーを飲む器量はあった。

ホテルにチェックイン後、Mr.8 COFFEEにコーヒーを飲みに行く。
嗚呼一服。ワタクシはベトナムにいます。
 


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