Go To 長崎旅行記 '21(2日目)
(2021年6月3日~2021年6月5日)



2021年6月4日(金)

ふのわるか。長崎の方言で運が悪いということらしい。天気の良し悪しで「運」を持ち出したら失礼だな。

ああああ~長崎は今日も雨だった~♪
 
 
長崎は今日も雨だった。2日目のメインは軍艦島観光だった。しかし雨。せめて一番いいコンディションで軍艦島を見たいと思い、大幅な予定変更、ちゃぶ台返しです。
 
 
まあ朝ごはんです。朝ごはんは前日に大村市のあさころパンさんで買ったパンを頬張る。生地もちもち。顔わらわら。チーズのパンも好きだったけど、オレンジピールのパンは最高だろ。長崎空港からレンタカー移動するパン好きはあさころパンさんに寄った方がいい。





雨中ですが観光です。長崎に来たら背を向けるべきでない場所がある。知らんぷりしてスルーしたい。しかし来ました。長崎平和公園です。平和祈念像です。浦上教会です。口が重い。足取りも重い。
 

 
 
少々散歩なんかしたあとはお昼ごはんですよ。

やって来たのは新大工町の浜康(濱中水産)さんです。営業時間が毎日2時間とハードルは高い。メニューで目を引くのは550円定食ですが、ワタクシは先人の教え(口コミ)通り刺身盛り合わせ定食を、嫁は水イカ刺身定食注文です。ちなみに水イカとはアオリイカの別名です。
 

 
 
着膳して目を見張りました。刺身の鮮度は見た目でわかる。もう間違いなし。刺身の種類はアジ、タイ、イサキ、生サーモンなどなど。刺身盛り合わせ定食のコスパは素晴らしい。青森のかなやマートを軽く超えていったぞ。魚のフライに小鉢3種。やりすぎな店確定だろ。

翌日も来ようかと嫁の顔色を窺った。やはり。





雨だから、雨でもいい観光をと思い、効率は無視して、長崎市を北上します。
長崎空港方面の地図を見ていたら佐賀県だけど太良町という聞き覚えのある町名を見つけてしまう。太良町は毎年ふるさと納税をしている町なのだ。そんなミカンの味(ふるさと納税の返礼品)しか知らなかった太良町に大魚神社の海中鳥居なるインスタスポットを発見したのだ。

ちなみに旦那のインスタは食い物専門なのでインスタスポットに行く必要はない。

そんな大魚神社の海中鳥居は、潮の満ち引きで満潮時には海に沈み、干潮時には鳥居の下を歩いて行けるほど水位が低下する絶景スポットらしい。
 

 
 
14時前、到着した海中鳥居は思いっきり干上がっていた。これじゃ普通だろ。程々でいいから海に沈んでほしかったのに。普通に一番先の鳥居まで参拝しちゃったじゃないか。

海中鳥居の横には太良海中道路なるものもあった。思っていたのとはやっぱり違うだろ。
 


 
せっかくなので少し足を延ばして、祐徳稲荷神社に行ってみた。

祐徳稲荷神社とは、京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社と共に日本三大稲荷の一つに数えられ、商売繁盛、家運繁栄、交通安全、縁結びなどのご利益があるらしい。そうパワースポットです。

奥の院まで行く時間はなかったから御本殿に泣きすがって来ました。外貨両替機が設置してある神社、それが祐徳稲荷神社です。
 
 
16時前、あれから2時間後、再度大魚神社の海中鳥居に寄ってみた。

少しは潮が満ちていた。限界か。妥協だ。観光客に時間の猶予などほぼほぼないのだ。早く長崎市内に戻らないと時短営業のあおりで夕食を食べ損ねてしまう。少し潮に浸食されてきた海中鳥居と太良海中道路に別れを告げる。海中鳥居をあとにするとき祐徳稲荷神社にいるときから考えていた捨て台詞を吐いた。

そろそろ時間だ、まさに潮時。決まった。
 

 
 
長崎に戻ってきたのは18時過ぎ。そのまま夕食に長崎で一番ちゃんぽんが旨いと言う人がいる光町の共楽園さんに行ってみた。

いろんな店の口コミで「ここが1番!」という輩が多いので真偽のほどは知らん。100店舗制覇した人の発言なのか、数店舗しか食べていない人の発言なのか、口コミに根拠なんて皆無なのだ。
 

 
 
そんな共楽園さんでの注文は上ちゃんぽんとそぼろ皿うどんです。ちゃんぽんは塩味を効かせたスッキリとしたスープ。鶏ガラベースに具材の旨味が滲み出ていてウマウマ。前日食べた会楽園さんの特製ちゃんぽんはオーソドックスな最上位変換な味だと思ったけれどここ共楽園さんのスープは全然違う旨さが炸裂していて嗚呼完飲。

一方のそぼろ皿うどんも甲乙つけがたし。太麺皿うどんは麺類ではなく麺が少々混じった野菜炒めだと前日確信したので今回は小ライスも頼んでみた。大正解です。

最後に言わせてください。長崎ではこの店は3本の指に入ります。ちなみに長崎でのちゃんぽん経験値は2です。





食後、いそいそと稲佐山へ向かう。

稲佐山も長崎市の緊急事態宣言の影響で展望台近くの駐車場や稲佐山公園駐車場からのスロープカーは休業中でアクセスは少々不便。稲佐山公園駐車場から稲佐山山頂展望台まで歩いていけるけど、歩道に人出はなく灯りも少ない。闇夜に放たれる稲佐山公園で飼育されている猿の遠吠えが失禁を誘う。
 

 
 
そんな稲佐山とは世界新三大夜景に認定された長崎の夜景を望む絶景スポットです。
長崎市の夜景は2012年に開催された「夜景サミット2012 in 長崎」において、香港、モナコと共に「世界新三大夜景」に選ばれ、2015年には、神戸市、札幌市と共に「日本新三大夜景」にも選ばれたらしい。今日の日本新三大夜景は神戸市に変わり北九州市が選ばれているらしいけど、長崎市はその地位を堅持し、そのランドマーク的なシンボルがこの稲佐山なんだな。

人によっては鍋冠山の夜景の方が好きと言うけれど、どっちかと言えばこっちだと思います。
 
 
20時半、ホテル帰着。疲れを隠して眼鏡橋までぶらぶら散歩です。

翌朝に観光しても良かったんだけど夜は余計なものを隠してくれるし、眼鏡橋が眼鏡になるのはやっぱり水面への反射があってでしょ。

はい、きれいな丸眼鏡いただきました。充実しているような気がする。ばたんQ。
 



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