高千穂峡・柳川リベンジ旅行記 '22(3日目)
(2022年5月5日~2022年5月8日)



 

2022年5月7日(土)

【Leisurely】leisure(レジャー)の形容詞。のんびりと。急がない。

本日の朝も早い。予定では3つの観光地をハシゴして福岡に戻るというleisureです。
朝ごはんは本日もdriving with breadです。Sorry!Sorry!米軍基地の近くで育ったのでつい英語がすらすらと。
 

菊池市で朝7時から営業しているパン焼き工房リーモさんのパンを頬張っています。1番人気のりんごと紅茶のパン2個と黒糖パンです。生地もちもち。コーヒーのサービス有り。やっぱり生地もちもち。


本日、朝一で向かったのは菊池渓谷です。熊本市街地からおよそ40km、1時間強の道のり。せっかくなら人気の少ない時間帯に行こうと菊池渓谷の入谷開場時間8時半入場です。係員が不在でも入谷は24時間自由なので8時半にこだわる必要はまったくない。
 

ここで菊池渓谷のご紹介。菊池渓谷は阿蘇の伏流水が豊富に湧き出る自然豊かな渓谷です。阿蘇外輪山の北西部に広がる憩いの森です。菊池川の源をなす菊池渓谷は、うっそうとした天然生広葉樹で覆われ、その間をぬって流れる淡水は、大小さまざまな瀬と渕と滝をつくり、その変化に富む渓流と美しい森林とが織りなす姿は絶景です。

菊池渓谷のホームページの賛辞で埋め尽くされた文言を抜粋してみました。まあだいたい合ってる。

今回の散歩コースは往復2km、約1時間の広河原で折り返すコースを歩いてみた。

最初に迎えてくれる滝が掛幕の滝です。看板がなければ素通りです。看板があってもチラ見でした。
次に見えてくるのが黎明の滝です。ここでやっと菊池渓谷に来た感が溢れ出す。その後、竜ヶ渕、天狗滝、四十三万滝とさまざまな滝が点在し、いろいろな景色を楽しませてくれる。四十三万滝は日本の滝百選にも選ばれたとか。滝の迫力を堪能しました。一番食いついたのは実は広河原の橋ですが。

予定では1時間でしたが、実際は楽しみすぎて1時間半滞在しました。
 

少々淡白な菊池渓谷の感想ですが先を急ごう。

次の目的地は神龍八大龍王神社です。神龍八大龍王神社はヤバい。駐車場から社まで竹林の小道を抜けていくだけで気持ちが昂っていく。
 
 
社の隣には川が流れ、その清流の音に包まれた小さな社は、その質素さが逆に神々しく感じられるほど。行って良かったパワースポットのひとつですな。



先を急ごう。当初の予定では菊池渓谷から柳川観光に直行案が浮上していたけれど、人間って仕事増やすよね。神龍八大龍王神社に行って、次に向かったのは世界文化遺産の万田坑です。
 

西洋先進諸国から技術を積極的に取り入れて日本の飛躍的な経済発展を支え近代化へと導いたこの産業遺産群が2015年「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されたらしい。

「坑」とは地中に掘った穴のこと。万田坑は三池炭鉱の一つの坑口で、揚炭、人員昇降、入排気、排水の機能を担っていて、出炭量も多かったらしい。そんな万田坑の入館料は大人410円。近くの宮原坑は見学無料ということで外周から写真を1枚撮って、その無料の方に進む。
 

はい、見学無料の宮原坑です。宮原坑も操業後は揚炭、人員昇降、入気、排水他を兼ねる三池炭鉱の中でも主力坑として出炭を維持した坑口です。

かっては賑わいを見せた炭鉱が今ではオブジェのように感じてしまうのは軽率でしょうか。無料とは言え、案内係のボランティアさんが漏れなく付いてきます。
 




 

柳川で川下りをする前に腹を満たそう。

有明海沿岸道路をちょいと降りて向かったのは柳川市の大衆食堂の大津屋さん。柳川といえばウナギだけど、時間の計算ができないウナギはゆとりのない旅行者には不向きなのだ。大津屋さんは早いぞ。注文して数分で着膳です。
 

 

注文は野菜炒め定食と皿うどん定食。バクバク食ったぞ。ボリュームたっぷり。シンプルな味付けで好みの味に変えられるのはいいと思う。デフォのまま完食しましたが。



本日最後の目的地は柳川です。柳川水郷観光です。昨年の8月に続き2回目。リピートすると柳川好きと勘違いされそうだけどJALパックの100円クーポンに目がくらみ再訪しちゃったんですよ。
 

ただ船頭さんによって楽しみも違うし、季節によって趣も違うんで再々訪する気はある。新緑の季節か紅葉か、はたまた水が澄んだ年始か。前回は灼熱地獄の夏、ほぼ日影がない船内で熱中症対策に勤しみました。

今回は新緑の春。5月初めの爽やかな風が、風が、爽やかな風があってもやっぱり暑いんですけど。日照りハンパないんですけど。そうか2回とも日差しの強い昼食後に観光しちゃったのが原因かもしれん。
 

でも新緑の柳川の川下りは大満足だな。緑がきれいとは言わない。だって緑だったら高千穂峡や菊池渓谷の方が断然きれいだから。それでも柳川は捨てがたい。柳川には優雅さがあるんだろうな。ゆったりとした時間を過ごす贅沢さがある。柳川の川下りはクセになりそうです。



柳川観光のあとは福岡に戻ろう。翌日のフライト時間が早すぎて、レンタカー屋さんが営業していないとのことで今夜20時までにレンタカーを返却せねばならん。ホテルは空港から地下鉄ですぐなんで駐車料とか考えたら結果お得なんですけど。

レンタカーの返却時間は20時。福岡空港に戻ってきたのは16時半。昼食にゆっくりウナギを食っても十分に間に合う時間だった事実はスルーしよう。時間が余れば、空港そばの下月隈1号緑地で飛行機を眺めてればいいんだから。
 

本日の夜ごはんは一楽ラーメン 松島店さんでラストみそチャンポンです。

なかなかです。スープは濃厚な豚骨ベースで豚骨臭さが見え隠れする感じ。イカや野菜の旨味もしっかり溶け込んでいて箸が止まらん。麺は歯切れがよくスープの持ち上げもいい。チャンポンもそうだけど、みそチャンポンも店によって味がいろいろで面白すぎるな。
 
 
ただ一楽ラーメンさんはミックスベジタブルを使っている時点で偏見気味になってしまうな。偏見ですよ。



今回も無事レンタカーを返却し、地下鉄でホテルに向かう。地下鉄2駅で電車賃260円なり。福岡空港は繁華街から近いけど電車賃は高いと心に刻もう。もうあとは明朝早起きするだけなり。
 



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