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マレーシア・レダン島の旅行記(潜)
【腹くくって食いまくって“らしく”あれ!マレー!】

(2013年8月9日〜2013年8月17日)

★ 4日目 




 

4日目。眠い。非常に眠い。眠いけど14時前にレダン島へのフライトに乗らなあかん。その前にリトルインディア&アラブストリートを散策せなあかん。なんでインチキ関西弁になってるかというとリトルインディアと云えばガネーシャ、ガネーシャと云えば「夢をかなえるゾウ」なわけで、インチキ関西弁も疲れたのでこれにて終了。関西人スマン。

まずドリアン臭い街を抜けて、MRTブギス駅へ。画像はMRT駅のドリアン持ち込み禁止掲示板。
 
ノードリアン!!!
 
ブギスでは朝ごはん。シンガポールのホテルは朝食が付かんかった。目指すはお土産としても目論んでいたヤクン・カヤ・トーストへ。シンガポールに来たからにはカヤトーストを食わねばいかんのです。カヤジャムは卵、ココナッツミルク、パンダンリーフからなるジャムなんだけど、イメージ的にはさつまいものペーストで、それをカリカリ薄切りトーストにバターと一緒に塗りたくったもの。

これに甘ったるいアイスコーヒー。ウマいな、これ。朝食と云わず、隙があれば小腹を満たしたいウマさです。日本では甘甘はちょっと回避したい感じですが、東南アジアでは甘甘がいいね。
 
カヤトースト
 
ブギスからムスタファセンターまで歩きます。スリ・クリシュナン寺院は道を間違え挫折したものの、アブドゥル・ガフール・モスク、スリ・ヴィラマカリアマン寺院、お年寄り集う健康器具公園、スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院、千燈寺院とぐるっと回って、これまたカヤトーストで有名なTOAST BOXに出くわし、カヤジャムを大量に持ち帰る現地人を見掛け、つい自宅用お土産3つをGETして、ムスタファセンターにやっと辿り着きました。

ムスタファセンターでは自分たちへのお土産用にアーユルベーダーの石鹸を大量に購入、しようとした嫁をなだめ、ほどほどでガマンしていただき、再度ブギス駅ヘ。味比べはわからんけど、ヤクン・カヤ・トーストのジャム瓶は箱入りなので比較的貴人へのお土産用として3つGET。もう腕ひき千切れそうでした。汗だくだく。
 
リトルインディア
スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院
 
これでシンガポールでのお土産と観光すべて完了しました。一旦ホテルに戻り、荷物をピックアップしてタクシーでMRTアルジュニード駅へ。ここからチャンギエアポート駅まで、一回乗り換えはあるけどMRTで行けるって近くて安くて便利すぎる。
 
千燈寺院
シンガポール
 
そんなチャンギでまず飯なり。なんか食ってばかりだけど、それは旅行記の尺の問題でカヤトーストから5時間くらい経っている。この場合の「くらい」は5時間「弱」を社会通念上意味するやつだ。

で、T2のWang Cafeでラクサをいただいた。魚介の出汁とココナッツミルクとピリ辛の要素の融合が微妙にウマい。クセになりそうなウマさだ。クセになってないからそんなウマなかった。あっさりしててコクがなかったと告白しておこう。油揚げ的な物体よ、君がもっと力を発揮すべきだ。

 
ラクサ
 
そんな食事的冒険を繰り広げる僕を尻目に、食事保守党の嫁はバーガーキングでお食事するらしい。我が家では略してバーキン、よそ様ではバガキン説もあるらしい。そんなラクサの2倍以上高いバーキン。なんだこの落差は?ラクサだけに落差ってオヤジギャグにハイタッチ3連発いえーい!!!

 
バーガーキング
 
そう言えばバーキン、海外で食うために日本では極力食わないようにしている。これって美味しくビールを飲むために脱水症状寸前まで耐えてしまう行為に似てないだろうか。ビールの高いマレーシアから解放された昨夜、タイガービールをプワッゲっと飲んだことをここに報告申し上げます。

 

 

 
ここから目指すはこの夏旅最大の目的地レダン島。プロペラ機ぶんぶんだ。珍しいなと嫁に問うと、嫁の実家の方は東京行き以外プロペラ機ぶんぶんだったらしい。人間はこうやって知らず知らずのうちに人を傷付けるもんです。

 
ベルジャヤ航空

しかし賢明な方かマニアックな方はお気付きだろう。レダン島だったらKLからダイレクトに行けばいいだろ?遠回りしやがって何が節約家だ?このクソ野郎!!!まあクソ野郎は言いすぎですが、僕もKLから飛びたかった。飛びたかったけど優柔不断にスケジュールを決めかねていたら、KL発が前後数日満席で完売御礼札がベルジャヤ航空本社から垂れ下がる事態になったんだから仕方ない。そこをシンガポールまで南下した僕のフットワークこそ褒め称えるべきなんじゃないだろうか。
世の中に無駄なことなんか無い、バクテーに出会えたんだから。

そんなことを云いつつレダン空港到着。入国審査からの流れで海洋公園の入園料をしっかり買わされ、レダン島でお世話になるレダンカロンリゾートのお迎えの人に確保されたわけです。無事確保されなければ路頭に迷うでしょう。

 
ベルジャヤ航空
 
で、他のカロンのお客さんと同乗したバンは「お前らを次に乗る小舟(20人乗り位)のところに連れて行ってやるぜ」と言ったような排気音をとどろかせ、釣りスポット風な桟橋で僕らを降ろしたわけです。そこからは躊躇する暇も与えないスピードで舟に乗せられ、小舟はスピードびゅんびゅんで波の上をジャンピングして15分くらいでレダン・カロン・リゾートに着いたんです。スピード感ハンパなくて手と足がつっぱり棒のようでした。

今回お世話になるレダン・カロン・リゾートですが、旅行計画中にホテル探しをしている嫁に、合宿がいいか?中国人がいいか?と他に選択肢はないのかと疑いたくなるような合宿推しに「合宿で結構です」と首肯してしまったのがここ。結局中国人は少なからずいたけど。

 
レダンカロンリゾート
レダンカロンリゾート

僕の中でリゾートホテルと云えば、首飾り、滝の音、吹き抜ける風、くびれた腰、花びらの浮いたウエルカムドリンク、見えそうで見えない胸元、小鳥のさえずり、胸騒ぎの腰つき、でしたが自分の思い込みを書き直しする必要があるようです。まさに合宿です。

とか言ってますが、なかなかいいです。ホテル選びの時は、キミハ合宿モデキナイクライぶるじょわニナッテシマッタノカ?と目で訴えられましたが、この気楽さがリゾートには似合う。客室数も多くないので、ホテルスタッフが言うように「ここではお客さんじゃなくファミリーだと思っているよ」に少々納得。フレンドリーで少々内向的なおっさんにはちょうどいい感じです。他のホテルはシュノーケリングがオプショナルツアーなのにここはシュノーケルしないでどうするの?といわんばかりの体育会系ノリで、つねに食べ物、水、オレンジジュースがあって、貧乏性の我が家にはピッタリでございました。

 
レダンカロンリゾート
 
到着時はちょうどおやつタイム。衣がフィーチャーされた天ぷらの塩加減もビーチにピッタリで大笑いでございます。

そして ハイ、夕食。海で遊んでお腹ぺこぺこのダイバー&シュノーケラーの皆様に気後れせず我が家も夕食に参戦です。メニューは青菜の炒め物、魚フライ、チキンとナスの炒め物、プチ豪華なもやし炒めなどなどを早いもん勝ちな雰囲気ぷんぷんのバイキング形式。お味は不思議とウマい。慣れ親しんだ味付けから脱線していない感じ。誉めてるよ、これ誉めてますよ。

 
レダンカロンリゾート
 
その後はちょっぴりセンチメンタルに酔うようにロッジの夜景なんか撮っちゃいました。

翌日のアクシデントも知らずに…。

 
レダンカロンリゾート
レダンカロンリゾート


 
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