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チェンマイ・バンコクの旅行記 '19(4日目)
(2019年8月9日~2019年8月18日)



 

2019年8月12日(月)

チェンマイも3回目になると、嫁のオーダーがひどい。あそこへ連れていけ、これが食いたい。少しくらい勝手がわかっていると厄介極まりないのだ。しかも問題は言いっ放しで、後日その行きたい店の詳細を尋ねると、は?って顔をしやがる。忘れているとは。

この日もそうだ。ベジタリアンセンターで食事がしたい、あっ買い物もついでに。そんなオーダーがあって、偏見は承知ですが薬膳とかベジタリアンメニューと言われると味気がない、元気が出ない、貧乏な気持ちになる、以上3点セットでワタクシは行きたくない。しかも食後は自分で食器を洗うらしい。自分で洗うのは百歩譲る。でも通りすがりの観光客(一般人)が洗った食器で食事をするなんてお断りだ。いや、東南アジアでは観光客が洗った方がキレイなのかもしれん。しかしお断りだ。ベジタリアンセンターに嫁を連れて行き、ワタクシは一人でカオマンガイでも食おう、そう思っていた。

なのになぜ、直前にベジタリアンセンターって味気なさそうだから食事は止めておく、あっでも買い物は行くよ、なんてことが平気で言えるのだろうか?
 
 
そんなわけで朝からカオソーイである。前回チェンマイ動物園に行く前に寄ろうと思っていた店が道路拡幅で見当たらなかった。その店に改めて行ってみた。Pensenさんです。

注文はカオソーイガイとLemongrass Grilled Chicken with Rice。直訳すると鶏肉のレモングラス焼きwithごはん、味もそのまんまだから説明しやすい。レモングラスの爽やかな風味をまとったチキン、柔らかい肉質のチキン、表面がカリッと焼かれた香ばしさも備えたチキン、そして米である。レモングラスのハーブっぽさが東南アジアっぽくてウマウマなのだ。レモングラスの好き嫌いは個人差ですけど。
 
 
一方のカオソーイはココナッツミルク強めのクリーミータイプ。鶏肉は骨付きでこれぞカオソーイガイって感じ。ナイスガイ。鶏肉は箸で簡単にほぐれるほどとろっとろでうまっうま。

カオソーイの好き嫌いってやっぱり好みなんだと思いました。おいしい店を探すんじゃなくて好みの店を探すのが正解で、たぶん人気店は万人の味覚に合う工夫のある店なんだろうな。




嫁のオーダーは続く。カフェだ。近くのカフェならいい。遠いのだ。ホテルから40分も掛かるプーフィンドーイに行きたいらしい。小高い丘に建つカフェから眺める市街の景色がいいらしい。小高い丘に行ったらモヤっていて景観がない、なんてことはないことを願う。

その前にせっかくなんで通りすがりにワットプラタートドーイカム寺院に寄ってみた。正確に言えば、通りすがりの道を曲がってくねくねとバイクで走って10分掛かった。
 
 
ここワットプラタートドーイカムはドーイ・カムと呼ばれる山の上にある古刹で大きな仏像もあって観光には良いところですよ。

しかも宝くじが当たるらしい。我が家は毎年ジャンボ宝くじを年4回各21,000円分で夢を見るんだけど、毎回5~6千円しか当たらんのだ。しかも憎きかな宝くじ売り場のおばちゃんが換金時に「たくさんのお買い上げありがとうございました。その当選金で新たな宝くじ買ってみませんか?」と骨までしゃぶり尽くそうとするのがけしからん。おっとグチってしまった。
 
 
見晴らし台から見るチェンマイ市内はとても美しく脱帽。と言いたいが雲が多く、雨がいつ降ってもおかしくない状況。

しかもカフェ(プーフィンドーイ)から見える景色も一緒じゃねえか説が有効で、はい却下です。



そんなわけで宝くじが当選することが決まったので、心ウキウキベジタリアンセンターに行ってみた。非常に混んでいる。レストランも大盛況だ。とりあえずオーガニック商品が売っているショップでお買い物なり。

その後、味気ない(確かに食欲をそそる色合いではなかった)から食事はしないと言っていた嫁もジュースだけは飲もうと、グラスにジュースを注ぎ、レジに行くと、本日8月12日はシリキット王妃の誕生日(母の日)でベジタリアンセンターの店内での飲食は無料だということが発覚する。

食器の衛生面を苦慮していたワタクシも、勧められるがままにジュースを3杯も飲んでしまった。決して卑しい思いではない。シリキット王妃の誕生日を祝しただけなのであーる。


午前中はワットプラタートドーイカム寺院とベジタリアンセンターに行くという有意義な時間を過ごしてしまったので午後はまったり確定でしょ。

お昼ごはんもホテル近くのお店Ancient Thom Yam Noodlesさんですよ。ここは前回も来たクイッティアオのお店。そのときは店に貼ってある写真メニューを指さして注文したんだけど、写真じゃわからないのでクイッティアオ屋でよく唱える呪文のようなタイ語で注文してみた。
 
 
はい、おいしいやつ登場。トムヤム麺ウマいっす。甘みは控え目で辛味と酸味押しのバランスが最高です。ナッツとか揚げたエシャロットも最高。前回取り放題だったもやしを入れすぎてスープが壊れたから慎重かつ大胆にもやしを投入。もやししゃきしゃき。米麺にも合っている。

ちなみに嫁は店に貼ってある写真メニューからポークヌードルを汁なしで頼み、汁有りで着丼してエア地団駄を踏んでいたのは言うまでもない。しかもワタクシのトムヤムのほうが好みだったはず。

一年前の自分の名言を思い出した。店頭にバイクの多い店はウマい、ハイその通り。
 

食後はそのままマイベーカリーインガーデンに行ってみた。お目当てのマンゴーチーズケーキは現在作っていないけどそれでもいいらしい。

この店の雰囲気ってカフェっぽいけど、店名からもわかるように元々はベーカリーだったらしい。確かにケーキがおいしいのだ。今回も席に着く前にまずショーケースのガン見から始まった。タロイモのケーキもうまそうだけど、今回はオレンジのケーキを注文してみた。ちなみにマンゴーを使ったケーキはムースだけだったぞ。
 

オレンジのケーキ登場です。続いてカフェラテとマンゴースムージーです。

お値段は比較的安くはない。ただカフェラテひとつ飲んでもその品質の良さは明らかでコスパはいい。オレンジのケーキもうまうま。スポンジ部分はしっとりで、オレンジは瑞々しくて、一口頬張るごとにほわ~んと豊かな風味が広がって鼻息が荒くなる逸品ですよ。最高。
 
 

チェンマイ3日目にもなって確信できないこともある。よく行くThe Juice Houseさんの裏にあるタイ食堂Jak-ka-Phan Eateryさんの客の入りが芳しくないのだ。行こうと思っていたのにもしかして人気店じゃなかったのか?迷えないほど閑古鳥が鳴いているぞ。

そんなわけで今回は行くつもりもなかったJ-YAI Organic Vegetablesさんに向かっていた。Srifaa'sさんもいいけどやっぱりJ-YAI Organic Vegetablesさんですよ。
注文は野菜炒めとキノコ炒め、ともにイカ入り、黒米で。前回、何も言わなかったら白米だったので今回から黒米アピールすることにしました。
 

もう間違いないでしょ。チェンマイに限らないんだけど、タイって野菜もシーフードも肉類も新鮮で味が濃いと思う。炒め方とか味付けも大事なんだろうけど、食材の主張がハンパないもん。

キノコ炒めを食いながらいろいろなキノコに舌鼓を打ちながら最終的には一番印象的だったのはネギの旨さという罪深き発言をしたワタクシをお許したもーれ。




定休日のサイウアの屋台の前を通り過ぎる。ホテルに戻ると、ホテルのおっちゃんが手元にぶら下げたソムタムを見て、嬉しそうに話しかけてくる。
 

辛いソムタムが好きなのか?

そう夕飯前にタニン市場でソムタムを持ち帰り用に作ってもらったのだ。辛さに弱い日本人を前に、ソムタム屋のおばちゃんがこれ見よがしに前の客のリクエストに応え唐辛子を7本入れていたのは衝撃的でした。

挑発されたってそれ無理ですから。唐辛子1本でもヒーハー♪
 


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