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家計管理(資産管理)
 

『家計管理』。いくら節約を心がけてもこの管理ができていないと、節約の効果は半減してしまいます。

『管理』、あまりいい言葉ではありませんが、家計管理は食費や生活費の管理以上に簡単で楽しいものです。是非やってみて下さい。
 
■自分の資産と負債を把握する■
 

まず自分を知ることから始めましょう。

資産と負債の把握です。資産はお金や預貯金、株、クルマ、持ち家など現金化できるものと考えましょう。次に負債です。負債とは、借金やローンなど、支払わなければいけないものです。是非、下のような一覧表を作ってみて下さい。

ここでは、かなり大ざっぱに作ってありますが、実際には目的別や金融商品別に自分が把握しやすい表を作ってみましょう。資産と負債の把握は、今後の資産運用のヒントになります。管理人の金融資産の表はこちら。ただし、金額は情報漏洩が怖いので載せていません。

資   産 金額(万円) 負   債 金額(万円)
預貯金 200 自動車ローン 85
株・投資信託 80 住宅ローン
(公的融資)
2000
クルマ(時価) 75
住宅(時価) 3000 住宅ローン
(民間ローン)
1300
養老保険 120
終身保険 90         

(注)株などの投資商品やクルマ・住宅などの資産は時価で換算しましょう。また保険は解約したときの解約返戻金(保険証券を参考)の金額にします。あくまでの現金化したときの金額が目安です。
 
 
■負債に着目する■
 

上記のような表ができたら、まず考えることが負債(借金)の整理です。
  1. 余剰な預貯金があってローンがある場合、繰り上げ返済をする。
    繰り上げ返済をすれば総返済額(元金+利息)の縮小になります。
    預金利息と借入利息を比較してみれば一目瞭然。
    住宅ローンの見直しはこちらも参考にして下さい。
     
  2. ローンが複数あって、金利差がある場合は金利が高いほうから積極的に減らしていく。
     
  3. 住宅は高価な買い物ですから別として、クルマの購入について少し考えてみましょう。
    たとえば下のような3つの選択肢が考えられます。

    @全額現金で払う

    A銀行でローンを組む

    Bクレジットを組む

    一般的にいえば、一番いいのは、おそらく全額現金払いです。利息がかかりません。次が銀行ローンの利用。利息が安い。繰り上げ返済がしやすい。一番不利なのがクレジット払いでしょうか。

    ただし、最近では低利のクレジットもありますからクレジット率と銀行の貸付利率の確認が必要です。また、クレジットを組むことで値引き額が大きくなる場合もあります。ポイントは総支払額と繰り上げ返済ができるかどうかです。
 


  
■金融資産に目的を持たせる■
  

資産を上手に運用するためのポイントは資産配分(ポートフォリオ)です。

お金の雑誌やサイトでよく見かける生活費の『袋分け』を資産形成にも活用します。将来の住宅購入資金や子供の教育資金など、何のための貯蓄なのかしっかり目的を持たせ、別々の商品(口座)で運用しましょう。目的を持たせれば、その資金の運用期間や目標額がはっきりしてきます。この資産配分に基づいて具体的な運用方法、投資商品を考えてみましょう。

まだまだ未熟ですが【我が家のポートフォリオ】はこちらから。参考にならないと思いますが、分散(袋分け)は実行しています。

具体的には・・・

入院などの緊急時、年払いなどの1年以内に支払が確定しているものは
⇒普通預金などのいつでも現金化できる流動性商品

結婚や教育、住宅取得などの資金で中期運用できるものは
⇒スーパー定期、MMF、中国ファンドなど確実性商品

余裕資金や老後資金などの長期にわたり運用できるものは
⇒スーパー定期、国債、株式、投資信託などの利殖性商品

資産配分は安全性、流動性、収益性が大事だといわれていますが、これも個人差があります。所有者によっては収益性を無視しても安全性を大事にしたいと思うのも当然です。あくまでも資産配分は自分の許容範囲内で運用することをお勧めします。

 
■僕の家計(資産)管理■
 

簡単に僕の家計(資産)管理を紹介します。
  1. 節約・無駄遣いを意識する。
     
  2. 高額な出費(家の修繕や旅行、年払いの保険料など)分を毎月積み立てておく。
     
  3. 情報収集を怠らず、新しいものを常に意識する。
     
  4. ひとりでしない(チェック機能、相互理解)。
     
  5. 借金しない。
     
  6. 金融資産は安全性を重視した上で、年間1〜3%で運用する。
     
  7. 毎月一回資産・負債の表を作り、自分の状況を確認する。
    前月との比較や翌月の目標を立てることも有効。


 

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