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台北 食べ歩き旅行記 '18(2日目)
(2018年6月9日~2018年6月12日)








 

2018年6月10日(日)

弾丸旅の朝は早い。昨夜はラブホ兼業ホテルだけに聞き耳を立てすぎて少し寝不足です。寝不足顔でフロントの人に挨拶してつい後悔した。寝る間を惜しんで頑張っちゃった顔に見られなくもない。

朝起きてすぐ口にしたのは前日カルフールで買ったカットマンゴー。たぶん愛文芒果、これで80元しなかったかな。冷蔵庫で冷え冷え笑
 
 
朝7時半、MRT台北小巨蛋站に降り立つ。ここ台北アリーナで3ヶ月後の9月に夫婦が追っかけまくっている関ジャニ∞がライブをするので下見、ではない。来たい、来たいけど、海外公演のチケットは取れそうもない。日本から事務所主催のツアーはある。あるけど一人当たりの旅費は2泊3日1公演観覧付きで約14万円、今回の旅の3.5倍くらいなんでそれは無理。

亮、頑張れ・・・。よーし魂だけは置いてきたぞ。
 
 
魂を置いてきたら腹が鳴った。よくあることだ。

台北アリーナの横を歩いて、あっこんなところに朝食が食える場所があるじゃないか!と偶然をよそおい秦小姐豆漿店さんのテーブルに陣取ってみた。この店に来たのは冷たい豆漿も欲してるけど、オレンジピールが入った豆漿餅(豆乳パン)を食ってみたかった。

その豆漿餅の焼き上がりは6時半頃で、9時頃には売り切れる情報を鵜呑みにしたわけだ。信じるものは救われたぞ。そんなわけで注文は豆漿餅1つと冷豆漿(大)と涼麺(大)です。
 
 
ひさしぶりに涼麺食ったけどやっぱおいしいな。ぼそぼそ感とか。ゴマダレはやや味がボケるかと思ったけどコクがあって全然ボケなくてウマウマ。ラー油を垂らして食ったら更にウマウマ。

お目当ての豆漿餅は食感モチモチで、頬張ればオレンジピールの風味が広がってウマウマ。まとめ買いして日本にお持ち帰りしようかとマジで悩みましたよ。

また来ればいいんじゃね?それで決着。実は豆漿が一番ツボだったと翌日気付く。
 
 
 
その後、ワタクシのリュックには負荷が掛かる。まずは秦小姐豆漿店から歩いて向かった佳德鳳梨酥でお約束のパイナップルケーキを。おいしいけど結構重い。

次に南京三民站からMRTに乗って東門站へ。いつも糖村でヌガーばっか買ってたけど、今回は蜜密(ミミ)さんでヌガークラッカーを買うのだ。1パック16枚でお値段170元なり。ネギ風味のクラッカーの塩気と、ヌガーのやさしい甘さが見事な甘じょっぱさを醸し出してウマいらしい。韓国人御用達のお土産らしい。店頭で「ニッポン人デスカ?」と嬉々と声を掛けられ勧められるまま試食させてもらって言うのもなんだけど、わざわざ東門まで行って、手ぶらで少しずつ店頭から気配を消したのは忍者気質のニッポン人らしくお見事だった。試食が裏目に出るなんて。やっぱいつものヌガーを買おう!あとネギクラッカーもね!別々でね。



それでは移動して、他力本願ではありますが、パワースポット龍山寺でご利益をカラダいっぱーーーい頂戴いたしましょう。
 
 
龍山寺3回目ですが、いまだに正しいお参りの仕方は知らない。ただ感じるのみ。

目を閉じ感じてるワタクシはスリに狙われてもおかしくはない。何回も深呼吸するので怪しくてスリに寄って来られない説もある。
 
 
 
ハイ、次はMRT忠孝復興站です。お昼ご飯を食べに来ました。お昼ごはんは「ここが食べたい!」と積極的な感じではなく、「このスイーツを試してみたい!」と思う店があって、たまたまお隣に適当な店があったんで入ってみた。

失礼は承知しておりますが、ハードルは低めなほうがいい。炒飯専科な東都餐飲さんです。炒飯って間違いないだろ。メニューはたくさんある。たくさんありすぎて困ったから、無難にエビ炒飯70元と空芯菜炒め40元、野菜スープ30元をお願いしてみた。
 
 
炒飯メインな店だけに炒め方がパラッパラで安心して食える喜びってヤツだな。炒飯の味は台湾では珍しく醤油ベースな感じで異国感は乏しいけどやっぱ安定ってやつだ。しかも安い。

衛生的に言うと店内はベタベタしてるからお勧めはできん。でも個人的には再来店する気は全然ある。2月の花蓮地震復興のために散財しに来たのに、こんな値段でおいしい思いしちゃダメだろ、おっと自問自答だ。




それでは忠孝復興に来た本来の目的のデザートを食いましょう。芋香圓さんです。

ベタに芋圓じゃないぞ。マレーシアでチェンドルの味を知り、タイでロチョンを探し歩いたワタクシの大好物的スイーツが台湾にもありそうなのだ。台湾に「西米露」というものがあって、タピオカにココナッツミルクを加えて食べるデザートらしいのだ。もちろん注文は芋頭西米露ですよ。

画像がない、なんでだ?

なんで画像がないんだ?

つまり「西米露」はワタクシのデザート選外だったからです。

 
よーし口直し(←失礼)にデザート行ってみよう!

今回はマジでがむしゃらに行動しておりますよ。デザートを食いにわざわざ行くんですよ、士林へ。台湾のココロの師匠が士林の「GomanMango」は控えめに言って最高!って言ってるんだから行くしかないっしょ。
ただそんな面識のない師匠の「カキ氷で雪花冰は食わん、牛奶冰だろ!」はスルーして注文は芒果雪花冰と芒果豆花。この店は一人一品以上頼まないといけないらしい、ですから。
 
 
そんな芒果雪花冰180元、ごっつごつにカットされたマンゴーがゴロゴロ載っている、と思いきやA面はそうでもB面はゼリーとパンナコッタとかで少々張りぼて感が溢れている。

でもでもこのB面の写真を撮っているときにA面のマンゴー滑落事故発生!!!

そんだけマンゴーゴロゴロしちゃってる証でしょ。そんな裏表のある芒果雪花冰でも大満足できちゃうんだよね。ただしボリュームたっぷりすぎて手が汚れる確率高し。手洗い場あるし。
 
 
芒果豆花90元はライムの効いたシロップが爽快だな。食って感動した。マンゴーの芳醇さもありながらライムがキュッと締めくくる意味不明なおいしさがヤバイ。マンゴーの丸みのあるおいしさが姿勢を正した感じか?

恐縮ですがこの店は最高だ。あっ間違えた、この店は最高だお。
 
 
 
今回の旅はマジでMRTを乗り倒している。夜ごはんだって遠いぞ。捷運信義安和站だ。今までは小さいエリア内で食い倒れていたけど、今回はそのエリア外を攻めているぞ。

そう捷運信義安和站で降りて、臨江街夜市(通化街夜市)を通って、正好鮮肉小篭湯包さんにやって来ました。ここのメニューは3品のみ。酸辣湯、湯包(小籠包)、焼売。こういう潔さっておいしそうに感じるポイントだよね。

しかも湯包は宜蘭の名産である三星葱をふんだんに使った小籠包。餡にネギがたっぷり入ってるんで、普通の小籠包を油断して大食いすると胃もたれハンパない夫婦にはピッタリだろ。
 
 
そう確かに食えばわかった。たっぷりのネギとそのネギの凝縮された甘みであっさりウマいのですよ。あとシャキシャキ感もいい。嗚呼いくらでも食えそうだ。いくらでも食ったら、結局胃もたれしちゃうか。

この小籠包は大当たり。酸辣湯も三星葱が入ってシャキシャキしておいしかった。次回の注文も酸辣湯35元1つ、湯包100元2つね。
 
 
 
このあと臨江街夜市(通化街夜市)を冷やかして、まだ行ったことがなかった饒河街観光夜市まで足を伸ばそうと思ってたけど激雨のため急遽中止。

食後は大方冰品で芒果牛奶冰も食べたかったけどこちらも中止。
 
 
結局、雨に濡れずにデザートをと考えて、台北地下街の有名なジュース屋さんSoft Drink Bar TTI(昇興食品坊)に行ってみた。

頼んだものが悪かったのかもしれん。その場で作るんじゃなく出来合いのものが提供された。余計なものが混じった味がした。カップの3cmほど飲んでカウンターにお返しさせてもらいましたよ。

たまたまでもあの店にはもう行かん・・・。


怒りで眠れない、と思ったけど連日の疲れに早々眠る。


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