宮崎・えびの2泊3日旅行記 '21(2日目)
(2021年11月12日~2021年11月14日)



2021年11月13日(土)

旅行中は早起きだ。早く出掛けて早く帰って来たい。宮崎の日没時間は17時すぎ。本日最後のお立ち台(撮影スポット)に16時13分には辿り着きたい。具体的すぎる。

そんなわけで勢いよく朝食バイキング会場に向かう。文句を言いたげな嫁には「コロナ禍だから混雑する前がいい」と何度も言い聞かす。
 
 
そんな朝ごはんはこんな感じ。嫁はカレーを食っている。ワンパクだな。

ホテルを出たのは8時前。思ったよりも早くはない。本日のテーマは「その1秒を削りだせ」、駅伝の名言ですな。ゴールのために寄りたい場所やりたいことを2つ以上削りました。観光地のハシゴは駅伝の如しです。



10時半、到着したのは日向市です。ここで3つの観光地を楽しもう。
 
 
まずはご挨拶として日向のお伊勢さま大御神社参拝です。

大御神社は天照大御神をご祭神とする古社で、さざれ石群が広がる海岸に建つ魅力的な神社だな。 境内の洞窟内にある鵜戸神社も必須です。
 
 
次は、願いが叶うクルスの海です。

願いが叶うクルスの海は、訪れると願いが叶うという不思議な言い伝えがあるそうです。クルスの海の形状が波の浸食により、十字の形に見えることから、昔は「十文字」と呼ばれていたそうです。それが今では近くにある岩場と合わせて「叶」という漢字に見えることから、「願いが叶う場所」と言われているらしい。

ロマンチックではあるけど眉唾的発想ですね。「口」が波に削られさんずいにならないことを願います。「汁」。 まあ欲深いんで叶えていただきたい願いたくさん持ち込みましたけど。
 
 
3つ目は馬ヶ背です。

馬ヶ背は日向灘に突き出た岬で、断崖絶壁の迫力と大自然の凄みを味わえます。整備された散歩コースは青空と青い海につながっているようで、インフィニティプール風に言えば、インフィニティパスかな。絶景かな。

しかし青空じゃないから絶景とは言い難い。実は馬ヶ背展望台に行く前に、細島灯台に寄ってみたときの写真がこれだ。
 
 
見事な青空でした。その8分後、馬ケ背展望台に辿り着くころ空の色は青を失っていた。行く順番が逆だったら、そう思わないでもない。


12時前、予定より20分遅れで昼食です。日向市で口コミの良かったひむか食堂さんです。

注文はイカ玉焼きとアジフライ定食、お刺身とアジフライ定食です。小鉢が2つ付いて千円以下なんてコスパ最高だろ。旅行者なんでコスパよりも思い出に残る食事である方が大事でした。はい合格。満場一致でワッハッハです。
 

 
 
イカ玉焼きは簡単に言えば、イカのお好み焼き風でご飯が進む。お刺身は量が少なく感じるけど、1切れの厚みがハンパなく、食感と旨味が広がってウマウマ。炙りもあって職人の仕事っぷりですよ。

アジフライも旨味が濃くてうまうま。1回来ただけじゃ後悔しちゃうおいしい店でした。控え目に言って最高。
 


 
食事を終えたのは12時半。12時50分ころ、ひむか食堂のそばをJR九州の観光特急列車「36ぷらす3」が通過する。時間がない。その1秒を削りだせ。断腸の思いで鉄分補給を諦める。

レンタカーは少々寄り道をしながら走る。青島神社を通過する。寄りたい場所ではあったけど時間の関係で寄れない場所になってしまった。たぶん良い場所でしょう。

宮崎らしい景色と言えばこんな感じかもしれない。
 

 
 
220号線バイパスを逸れ、旧道から眺める日南海岸はダイナミックだ。宮崎の有名景勝地と言えば、眼下に広がる鬼の洗濯板と太平洋の風景かもしれない。ヤシの木があればなおよろし。天気が良ければもっと素晴らしい。


駅伝で言えば最後の中継点かもしれない。鵜戸神宮にやって来ました。ここを15時45分に出発できれば優勝です。到着したのは15時45分、襷は繋がれず、目の前での繰り上げスタート状態じゃねえか。
 

そんな鵜戸神宮は岩窟の中に本殿がある神社。願いが叶う小石投げや、海を間近に感じられるパワースポットとして有名だけど、岩窟の中の本殿を一周すると心が洗われ、時間のことなんて些末にさえ思えてくるな。

参拝するには崖にそった石段を降りていく。この下って参拝するのが珍しいことを思い知る。一般的には平地や階段を上った先に社殿があるらしい。言われてみればそうだった。恐る恐る石段を下りさせていただきましたよ。



その1秒を削りだせ。 その結果は、目標の16時13分から50分弱遅れの17時到着でした。 本日の最終目的地は南郷城跡です。
 
 
南郷城跡は有名でもない場所なので、青島神社や波切神社を蔑ろにしたこと世間的には申し訳ない気持ちで一杯です。ただこの風景を見たかった。

できれば16時25分頃に通過するであろうJR日南線が映り込めば最高でした。日没時間は17時15分頃。最高ではなかったけれどギリギリOKでした。ありがとうございました。



夜ごはんは都城市まで戻って食べまーす。

何を食べようか考えた結果、都城だと辛麺やチキン南蛮のご当地ものが適当なんだろうけど普通のラーメン屋さんにしました。ラーメン福味さんです。普通と言いながらほぼ満席の人気店でした。
 
 
注文は皿うどんと特製ラーメンです。

特製ラーメンは鶏ガラを効かせた甘めのスープ。九州の甘めの醤油に不慣れでも口当たりの良さにレンゲが止まらない。チャーシューは3枚、3欠片と言っていいくらい分厚くてボリュームがある。
 

皿うどんは軟らか麺(ちゃんぽん麺)でお願いしてみた。皿うどんというより餡かけがスープのように並々入っていて麺に絡む絡む。餡かけの具材は野菜や豚肉がたっぷり。

ただ言いたいこともある。餡の中に立派なエビやイカが入っているなら配膳時にこれ見よがしに前面に出しておいてくれよ。写真を撮って食べている最中に発見しましたよ。サプライズかい。ニヤニヤが止まりませんでした。気持ちのいいラーメン屋さんでした。



この夜も、筋肉痛阻止のためホテルの大浴場で贅肉をほぐす。

ついでに硬めの肉質の親鳥の肉を口中でほぐす。若鶏よりも歯ごたえと脂のうま味が味わえる親鳥は美しい。



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