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ホイアン・ダナンの旅行記(7日目)
(2019年4月27日~2019年5月5日)



 

ベトナム滞在7日目。
本日はダナンからハノイに移動する日。

朝食はマンゴー、パッションフルーツ、ヨーグルト。美意識高めを装っているが、朝食をガッツリ食うと胃もたれの刑が待っているだけなのだ。
 

ダナン空港まではGrabで移動。ダナンは日本から直行便で来る人のほうが多いので油断すると国際線ターミナルに連れていかれそうになるから要注意だ。Grabの行き先指定も注意したけど、ドライバーさんも気にしてくれたので無事ダナン国内線ターミナル着です。


VN166 ダナン(DAD)10:00 ⇒ ハノイ(HAN)11:20

このハノイとダナンをベトナム航空で往復して少々考えるところがあった。勝手な思い込みだぞ。ダナンは往復ともボーディングブリッジだったんだけど、ハノイが往復とも機材が沖止め。しかも両方ともターミナルまで非常に遠く時間を要す距離に機材が置かれていたのだ。

沖止めされた周囲を見るとベトナム航空だらけ。ライバルのベトジェットは見当たらない。もしかして、もしかしてだけどLCC(ベトジェット)は一日の機材繰りが忙しいから時間ロスを嫌ってボーディングブリッジ利用で、一方の価格を抑える必要が生じたキャリア(ベトナム航空)は沖止めなんじゃないか?そんなワタクシの考察は以上であーる。
 

なぜそんなことを考えたのか?それはハノイで予定していたブンチャー屋の閉店時間が14時だったからであーる。




そこから鬼の形相で86番バスに乗り、ホテルでハノイ滞在中のツアー斡旋も「ハノイ2回目だから」で乗り切り、そこで時計を見たら13時15分だった。空港を出て1時間弱、。鬼の形相解除です。

ハノイのホテルに到着して早々、それはお目当てのブンチャー屋さんの閉店時間30分前。急いでブンチャー屋さんに向かう。

そう言えば、ハノイ再訪が決まった時、ホテルの場所を決めた理由から間違っていた。大人気のブンチャー34さんから歩いてすぐのホテルを選択。それが出発の数日前、自分の過去のブンチャー34さんのブログを読み直してハッとした。こう書いてあった。

>お目当ての紫蘇つくね(つくねを大葉で巻いたもの)はこんがり焼かれ、紫蘇の風味がつくねやタレに沁みてウマウマなんだけど個人的には生の葉っぱの方が好きかな。

そうだ、生の大葉が好きだったのだ。そんなわけでブンチャー34さんは止めて、Bun Cha Akaさんに行ってみた。細い脇道に入ったようなかなりディープな店構えですよ。狭い路地風のエリアに客席、調理場があって、つくねがモクモクと焼かれ、春巻きが揚げられている。もういろんな熱気たっぷりですよ。カオスです。
 

注文はブンチャーしかないから指を2本立てるだけ。イエーイ。そしてブンチャーがやってきた。狭い路地裏だけにブンチャーは闇鍋のような不安がいっぱい。でも食えば笑顔、おいしい。

丸みを帯びた米麺ブンを炭火で焼いた香ばしい肉、つくね、野菜と一緒に汁に入れて食べるのだ。ブンの量もたっぷり、野菜は葉っぱ多め、生の大葉もたくさんある。

汁自体は少し甘みがあって、炭火で焼いた肉からの肉汁も染み出ていてウマウマ。ほぼローカルしかいない客層を見ても穴場でしょ。THE ベトナムでした。光量不足。
 

ブンチャーだけで終わるわけはない。
一年前、ハノイに来た時からこの店のことは存じ上げてたぞ。バインセオ好きには「ハノイ バインセオ」と検索したらほぼここ一択でしょう。Bánh Xèo Hàng Bồさんです。ただその時の来訪は無理でした。ハロン湾とかタムコックツアーに参加していたら、この店の短い営業時間は非常にハードルが高い。しかし今回のハノイ滞在は止まり木的な感じなんでもう絶対行くって決めてました。そこまでの店じゃないと思うけど、バインセオが好きなんです。

メニューは1種類バインセオのみ。入店して個数だけ告げればOK。ふたりで3つお願いしてみた。1つ2万ドンなり。
 

バインセオが焼きあがる前にライスペーパーとタレ、葉っぱ類がセットされる。タレの味は甘酸っぱくて好きなやつ。バインセオが焼きあがる。熱いのは承知してても強欲が止まらない。手のひらにライスペーパーを載せ、葉っぱや香草類と一緒にバインセオを載せ、巻いて食う。笑う。笑う。笑う。

バインセオのカリカリ感といい、バインセオの中身のもやしのシャキシャキさ、豚肉の甘み、香草の風味といい最高じゃないか。ライスペーパーもモチモチして悪くないぞ。ってか、ライスペーパーの食感はいいけど個人的には不要だな。でもライスペーパーで巻かないと食いにくさは否めない。しかし下品にもタレに葉っぱをぶっこんで、バインセオをたっぷり浸して食う。最高。タレをお替りしそうになる。

タレを摂取しすぎて、あとで喉が渇いてカフェ巡りしている自分が想像する。バインセオが好きなんか甘酢が好きなのか怪しいところもある。お言葉ですがバインセオ最高!

ホテルで小休止してから、嫁のハノイで再訪したいナンバー1の店に行ってみた。フォーティンさんです。この数カ月でお値段が5万ドンから6万ドンに1万ドン値上がりしたらしい。日本人感覚で言えば50円だけど冷静に考えたら2割増しってベトナムのインフレ恐ろしや。

メニューは基本的にひとつなんで、人数を指で示せばOK。
 

相変わらずフォーティンの見た目は最強ですよ。ネギ祭り。たっぷりのネギに隠されているのは、たっぷりの牛肉。メイン食材を隠してくるなんて料理人失格じゃないか!と嬉しい悲鳴ですよ。

牛肉のフォーだけどスープはあっさりすぎずコクもあってバランスが最高でウマウマ。牛骨だけじゃなく豚骨も隠し切れないほど使っている証拠ですよね。再食ですが言ってしまおう。控えめに言って最高。



フォーティンからの帰り道、バスで帰る選択肢もあったけど散歩して帰ることに。オペラハウスからホアンキエム湖の西側を舐めるように歩く。
 

ハノイに来て驚いたことのひとつは涼しかったこと。ホイアンとかダナンは気温が34度もあったのに、ハノイは26度って過ごしやすいです。東京から北海道に行った感覚でしょうか?それと金土日の夜は歩行者天国エリアが増えたこと。歩きやすくなったし、ナイトマーケットも安心して楽しめるようになった。

そんなナイトマーケットとは少々外れておりますが、
ハノイでデザートと言ったら、やっぱりここに来ちゃうでしょ。Sinh Tố Hoa Béoさんです。シントーやチェーもいいけどいろいろなフルーツが食べたいんですよ。そう注文はホアクアザムです。
 

ホアクアザムとは、旬のフルーツの盛り合わせに練乳とココナッツミルクが掛かっているデザートですよ。練乳とココナッツミルクの相性が抜群で、時として甘くないフルーツもウマウマにしてしまう魔法なんですよ。この日のフルーツはジャックフルーツ、マンゴー、スイカ、パパイヤ、アボカドなどなど。ココナッツゼリーと寒天も入っていて食べる楽しみありすぎでしょ。

別添えの氷を入れれば冷え冷えになる効果もあるけど、練乳とココナッツミルクの甘さ調整もできて、最後は完飲してしまいましたよ。ウマし。



ハノイの夜はエアコン知らずだった。
 


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