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ホイアン・ダナンの旅行記(2日目)
(2019年4月27日~2019年5月5日)



 

ホイアン2日目(2019年4月28日)

カール・ヒルティの名言に「寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である」というのがある。今日は何を食べるの?そう楽しみにしている嫁も幸福である。

朝ごはんはホテル飯。本日はヘルシーにオートミール、ヨーグルト、フルーツ、画像にはないけどパンケーキとベトナムコーヒーでした。
 

今回のホイアン滞在中のホテルはなかなか良かった。

画像はチェックインしたときの夜の画像だけど部屋は新しく清潔感有り。3階でバルコニーが有って洗濯物がよく乾く。WIFIさくさく。レンタル自転車無料。これで4泊1,764,000ドン。8,820円。一泊あたり2,205円。本来はもっと安いのかもしれんがベトナム国民も連休なんでしょーがない。
 
 

本日のご予定はなーい。

強いて言えば、日本から申し込んでおいたミーソンツアーの最終確認のためシンツーリストに行かねばならんくらいだ。

しかしウズウズした結果、自転車でクアダイビーチまで行ってみた。本当はアンバンビーチに向かったはずがこうなった。海は広いな大きいな、おまけにひとつで繋がっているから一緒なのだ。
 

クアダイビーチもアンバンビーチも自転車の駐輪代は必要だね。ビーチで泳ぐつもりもゆっくりするつもりもなかったから写真だけ撮って帰ってきました。

クアダイビーチの駐輪代の徴収はいいんだけど、アンバンビーチに駐輪するときは要注意です。ビーチの駐輪場のお客(自転車)争奪戦が繰り広げられます。

声掛けだけだったらいい。無理やりハンドルを押さえて止めようとしたりするんでかなり危険です。
 

アンバンビーチの帰り道、昼飯っすよ。お腹を空かすために自転車を漕ぎました。これは過言ではない。アンバンビーチ辺りでいいレストランを探したら日本人御用達のPurple Lantern Restaurant(パープル ランタン)さんがあったけど、まだ開店前。

それならばとNHKの「2度目のベトナム」でも紹介されたらしいオーガニックの店Baby Mustard(ベイビーマスタード)さんに行ってみた。店の前には畑が広がる。そうチャークエ野菜村で自然栽培された野菜やハーブなど新鮮な食材をふんだんに使った料理を出すらしい。

注文は季節野菜のオイスターソース炒め(35,000ドン)、ナスのクレイポット(40,000ドン)、エビとトマトのレモングラスのスープ(37,000ドン)。
 

いやーどれを食ってもウマウマですよ。野菜が瑞々しくて、味わいが濃い。野菜にこだわっている分、調理にも気を使っていて上品で丁寧。スープはトマトがホールで入っていて、酸味、野菜の甘み、レモングラスの爽やかさがクセになる感じ。オイスターソースで絡められたこの日の季節野菜はインゲン推し。そこにブロッコリー、白菜、塩加減が絶妙で白米が進む。

そしてもっと白米が進むのはナスのクレイポット、これ絶品ですよ。ふっくら炊かれたナスが味わい深くてジューシーで、見た目はしょーもないけど最高でした。



美味しいものを食ったのに次に目指すのも食い物です。ホイアン市場にバインミーフーンの偽物があるらしく、そこが旨いらしい。本物のバインミーフーンさん前を通過。大行列。さすが本物。そこから数分、ホイアン市場までやって来て、お目当ての偽物バインミーフーンさん発見。看板はある。行列はない。そもそも閉店中じゃねえか。

しょーがないので、ホイアン市場でマンゴーシントーを買って、トゥボン川の川向うに行ってみた。
 

京都の「伊根の舟屋」に憧れ続け早十数年。いつかは行きたい、そう思っていた。代わりに世界遺産のホイアン旧市街を眺めるこの場所で伊根の舟屋気分を浸っております。

似ているか似ていないか、行ってないから知る由もない。雰囲気ですよ。節約技のひとつをご存知でしょうか。リプレイス、代用することが大事なんですよ。ビールを発泡酒にする。洋服を新品から古着にする。京都をベトナムにする。

ホテルに戻る前にカフェで一服ですね。嫁の趣味はカフェ巡りらしい。そんな嫁セレクトのカフェはホイアン旧市街の細い路地を入ったThe Espresso Stationさん。日本人率50%。カメラ女子多し。ベタな情報に踊らされたようです。そっち系の人気店です。
 

嫁の注文はバカの一つ覚えココナッツコーヒー、ワタクシはコーヒーフラッペ的なものを連想させるメニューを注文。

そして運ばれてきたのがコレだった。ココナッツコーヒーはいい。問題はコーヒーフラッペ的なものを勝手に連想して(間違って)注文したワタクシだった。汗だくで、ベトナムの暑さに参っていたワタクシが欲していたのはキンキンに冷えてて甘々なコーヒーだった。そんな熱中症寸前のワタクシの眼前にはなぜか(自分で間違ったのだが)微糖で苦いコーヒーが・・・。
  
 
カフェ巡りを趣味に持つ嫁を持った旦那の教訓、カフェのコーヒー系メニューは理解困難につき、ゆとりと大きな器を持ち合わせていない場合はベタなものを注文すべし。


甘さを吸収できなかった結果、ホイアン市場で買ったカットマンゴーをホテルでやけ食いする。マンゴーはこんなワタクシにも甘かった。やっぱカットマンゴーこそマンゴーだな。
 
 
夜ごはんはホイアンに来たら、ここさえ押さえておけばなんとかなる。バインミーフーンさんです。

店名からしてバインミー屋さんだけど、内用ならホイアンの名物料理の揚げワンタンやらミークワン、カウラウ、バインセオなんかも食えるのだ。だからホワイトローズや揚げワンタンを食い忘れそうならここで気軽にOK。

しかもここの揚げワンタン(5万ドン)は皮の上に豚肉やエビ、パイナップル、野菜など載っていて、味付けは酢豚風でパーティー気分間違いなしらしい。

注文はその揚げワンタン、カウラウ、バインミーはタップカム(25,000ドン)とチーズ&オニオン(15,000ドン)の4つ。注文しすぎかと心配したらパーティー気分満載の揚げワンタンが売り切れで、胸をなでおろしたのは言うまでもない。
  

バインミーは最高だ。サクサクと軽い口当たりのバゲット。タップカムの具材は、ベトナムハム、チャーシュー、パテ、目玉焼き、トマト、レタス、きゅうり、玉ねぎの薄切り、ネギ、ナマスなどなど。味付けはチリソースなんだけど中華テイストもあるのかな、粒胡椒が効いていてピリリと締まりがあるのがいい。お肉系たっぷりでボリュームもあり、ハードな感じもするけど、香草や野菜が多くてサクッと食べれちゃうんだよな。大笑い。

チーズ&オニオンのバインミーは、バゲットは変わらず軽くて美味い。でも餡のパンチ不足は否めないかな。おいしいんだけど味がぼんやりしちゃってるぞ。
 

そして初カオラウ(30,000ドン)登場。嗚呼この麺のモチモチ感がたまらん。トッピングはチャーシューに揚げワンタン、ネギ。これを混ぜ混ぜして食らう。タレはややコッテリだけど和えるにはちょうどいい。ライムを絞ってさっぱり旨い。辛味を足してピリ辛ウマい。

肉を食わん嫁もカオラウがあれば安泰です。
 
 
バインミーフーンさんの混雑を避けるために早めに夕食を取った結果、ホイアン旧市街のフォトジェニックなスポットに辿り着いたのは日没前。ちょうどいい。

前日は暗すぎだったかな。この時間になると観光客がどっと繰り出して、ランタンに照らされた長く短い祭りがはじまる。
 
 


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